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先日、タイガーエアーでの台北旅行の際に帰国便が台風の影響で欠航となった。
そしてどうしてどうなったかという記録も含め欠航時の対処法についての記事です。
1)欠航の連絡
欠航の連絡は出発の12時間前であるお昼頃にメールで着信。航空券を購入時に登録したメールアドレス宛に送られてきた。
PCメールとスマフォのショートメール両方に送られてきたので、スマフォのほうのメール着信ですぐに知った。
欠航の理由は台風。ちょうど羽田空港に到着する時間に東京が暴風域の予測が立ったためだ。
欠航とは文字通りフライトが中止になることを指す。その理由は天候だけではなく、LCC等の場合は「乗客が思ったほど集まらなかったため」という理由で欠航になることもある(おそろしや)。
欠航の場合は他の便に無料で変更できるのが基本。たとえ格安チケットであろうとLCCであろうと無料で振り替えてもらえる。もしくは「全額払い戻し」という選択肢も用意される。
振替の場合、LCCだと自社便のみしか利用できないのが基本だが、大手航空会社の場合は提携航空会社を利用することができる場合がある。LCCはフライト本数が少ないことも多く、振替便が翌日以降になることも多い。
2)航空会社に連絡して振替便の相談をする
タイガーエアーからの欠航の連絡には電話番号が添えられていた。ここに電話して振替なり払い戻しなりの相談をする。振替便は早い者勝ちなので、とにかく早めに連絡することが大事だ。ちなみに払い戻しの場合はWEBでも手続きができる。
しかし、電話は集中するのでなかなかつながらないということも多い。電話がつながらない場合は2つ方法がある。
一つは空港に出向き航空会社のカウンターで交渉する(カウンターがない場合もある)。
もう一つは市内にある航空会社のオフィスに出向き交渉する(オフィスがない場合もある)。
電話での英会話に自信がない場合もこの手段は有効。
今回、なかなか電話がつながらなかったので空港に出向いた。でもその途中で電話がつながった。電話は日本語対応のアナウンスがあったのだが出たスタッフは英語オンリー。途中で片言の日本語ができる人に変わってくれた。そしてタイガーエアから提示された振替便は2日後の便だった。
*もう一つ案としては、手持ちのクレジットカードのサービスにトラベルアシスタンスがあれば活用する。メジャーな都市なら市内に営業所があることもあるので助けてもらうこともできる。
3)航空券の買いなおし
振替便がどうしても都合の悪い日時の場合は、払い戻しにして、別の航空会社のフライトを買いなおすという選択肢もある。直前の航空券の購入は高くつくことが多いが、時期やタイミングによっては安く買えることもある。
今回は2日後では仕事に支障が出るため、この買いなおしの手段をとった。幸い翌日のバニラエア便を安い価格で買うことができ2000円ほどの赤字で抑えることができた。
・タイガーエアーの払い戻し金額(2人分)36758円
・バニラエアの買いなおし金額(2人分)38740円
チケットの検索はいつものスカイスキャナー
を利用、最安値がバニラエアだった。スマホとネット環境だけでで購入手続きまで簡単に完了できる。バニラエアは台北空港にカウンターもあったのだが、そこでチケットの購入手続きはできないということでその場でスマホで購入した。
ちなみにLCCではなくレガシーキャリア(LCCではない航空会社をさす)の場合、片道で買うと高くついてしまう(往復と同じ値段くらいする)のが一般的なので、あえて往復で買っていつかまた遊びに来る、という手段も検討の余地がある(ただし再訪時の帰国フライトは買わなくてはならない。計画的に買えばLCC等で安く買うこともできる)
4)払い戻しについて
タイガーエアーの場合になるが、欠航の払い戻し手続きはフライトの1週間後までに行い、返金は4週後くらいになるということだった。
今回は台北空港のカウンターで払い戻し手続きをした。書類にサインをするだけだ。実際に返金されたのは2週間後だった。クレジットカードにマイナスで計上される。
返金金額は航空券代だけでなく、オプションの座席指定料や購入手数料も含まれていた。良心的。
5)保険について
旅行保険に「航空機遅延・欠航保証」が付いている場合、一部の対象費用が保険によって返金される。保証対象は保険の内容によって異なるが、一般的には下記である。
・遅延欠航によって泊まることになってしまった場合のホテル代
・遅延欠航によって滞在が伸びその時に食べた食費
・遅延欠航によってかかった交通費
保険の請求には遅延証明書(航空会社カウンター等でもらえる)や領収書が必要なので意識してレシートをもらっておこう。
今回の旅行は出発前から台風の影響を懸念していたので、出発の時、羽田空港のタイガーエアチェックインカウンターで
「帰りの台風の影響って大丈夫ですかねぇ?」と聞いたところ
「うーん、わからないですけどタイガーエアは欠航はほっとんどないんですよ!(えっへん)」
とスタッフは自慢げにお話ししていたのですが。めったにない事態に遭遇してしまったようです。
以上、いつか誰かのお役にたてれば幸いです。
ボンぼやっじ!
大学時代の友人A子と意気投合し、海外旅行に行くことになった。行先はあれこれ考えてインドネシアのバリ島に決定。ベトナムのダナンとかタイのクラビなんかもまた行きたいなと思っていたので考えたけど手ごろなチケットがなかったのだ。バリなら旅慣れてるし物価は安いしエステ受けまくりたいし女友人と行くにはちょうど良いかなと思った。
日程は来年3月の3連休(3/18〜20)を挟んで4日間。
さっそくいつもの神ツールスカイスキャナー
で航空券検索。最安値は3万円台からあった。格安だ。
しかし一番安いのは乗り継ぎが悪くて片道なんと30時間以上かかる。ちなみにチャイナエアラインの台湾経由便だ。たった4日間しかないのでここまで乗り継ぎに時間はかけられない。
ではいつも活用しているLCCエアアジアはどうかといえば、これまた乗り継ぎのタイムロスがあって20時間以上かかる。それで料金は5万円台。乗り継ぎが比較的短い便だと少し高くなって6万円になる。
そのエアアジアの料金と並んでいたのがシンガポール航空だ。しかも乗り継ぎもスムーズ!同じ料金・時間ならエアアジアよりだんぜんシンガポール航空のほうがいいに決まっている。機内食も預入荷物も個人モニターついているからだ。しかもサービスに定評のあるエアラインだ。これ以上のお買い得はない。
ということでぽちったのは下記のフライトです。
行き
3/16(木)HND 22:50-
3/17(金)SIN 05:25 -乗り換え- DPS 09:35
帰り
3/20(月祝)DPS 10:30-SIN乗り換え-HND 21:40
料金 60,100円(税や燃油込み)
シンガポール航空は羽田からも成田からもでていたけど、会社が終わって直行するためにアクセスのよい羽田に絞った。
羽田からは3便あって、朝8:50、夕16:40、夜22:50、最初は3/17の朝の便を考えたが、これだと現地到着は夜の19時で初日は移動で終わってしまう。前日の夜の便を使ったほうが時間を有効的に使えると考え直し、3/16の夜の便に決めた。現地到着は朝の9時で初日から観光に充てられるし(眠いかとは思うが)値段は同じだった。
航空券の購入は、シンガポール航空公式サイトから行った。後から知ったのだが、公式サイトでは2人割引なるプランがありほかで買うより一人当たり2000円安かった。
そのまま座席指定もしたけど、ほとんど席が埋まっていていい席が空いていなかった。そんなはずないので早すぎてブロックされているのだと思う。後日改めて調整するつもり。ちなみにバルクヘッド席は「プリファードシート」という名の有料座席になっていてUS$50とな。レガシーキャリアでも最近バルクヘッドを有料にするとこ増えてきたな。いい席は高いというのはLCCが発端なのだけどね。
さて、この航空券が安いのかどうか、過去の購入経験で比較すると
■2013年8月のバリ往復(中国東方航空&エアアジア)67,400円
■2013年11月のバリ往復(シンガポール航空&ガルーダ) 65,180円
(行きは2回乗り換えと少し条件が悪いチケットだったことでかなり安かった)
■2014年1月のバリ往復(ガルーダインドネシア)88,540円(年末年始価格)
■2014年8月のバリ往復(エアアジア)66,100円
■2014年10月のバリ往復(エアアジア)32,244円
(セールで格安。思わずポチる。その後有料でフライト変更した…)
今まで買った中でレガシーキャリアでは最安値!ということがわかりました。
ボンボヤッジ!
飛行機の座席の事前指定方法というのは航空会社によって異なります。Expediaなどの航空券販売サイトで購入した場合、購入と同時に座席指定ができる場合とできない場合があります。できない場合は窓側か通路側かのリクエストだけだせる場合があります。
今回はトルコ航空の航空券をExpedia買って、航空会社の公式サイトで座席指定をしたメモです。
ちょっと調べたら「コールセンターに電話する」「WEBからでは無理」などの情報をみかけましたが、そんなことはありません。
結論から申しますと、Expediaで購入した場合でも公式サイトで座席指定ができます。
1)予約番号
Expediaで航空券を購入するとExpediaの予約番号が発行されます。しかしそれだけではなく、よく見るとトルコ航空の予約番号も同時に発行されるのです。これが座席指定(公式サイトでの予約のコントロール)には必要です。その予約番号はどこに書かれているかというと、予約の控えにExpediaの予約番号と並んで記載されています。6桁の英数字がそうです。
もしくは「航空券番号」でも予約をコントロールすることができます。
2)公式サイトで予約のコントロール
予約番号を確認したら、トルコ航空の公式サイトへ行きます。現在、トルコ航空公式サイトはリニューアルした新サイトと旧サイトがあるのでご注意ください。新サイトのほうへ行ってください。グラフィカルで重いですが。
新サイト https://p.turkishairlines.com/
旧サイト https://turkishairlines.com/
ファーストビューにある「チェックイン/予約の管理」をクリックし(少し時間がかかります)その下の入力欄に自分の苗字(英語)と先ほどの予約番号で自分の情報にアクセスします。
自分の予約したフライト情報があり、その下に搭乗者情報、座席、手荷物、お食事などのメニューがあります。「座席」を選ぶとフライトごとに座席を選べるボタンが出ます。フライトごとに座席を指定します。
座席指定画面がちょっとクセモノです。普通は空席をクリックするだけで済むのですがトルコ航空の場合は違います。へんてこなUIで、座席を一度指定した後、その上に吹き出しで搭乗者氏名がでるのでそれをもう一度選びます。そうして初めて席がちゃんと指定され、右下に赤い「完了」ボタンがでるのでそれを押します。これで座席指定は完了です。
ちなみに旧サイトでも予約のコントロールメニューがありますが、試したところどうもバグっている様子。ほとんどの席が既に指定済みとなっていて空いていたのは、存在しない番号のバルクヘッドの4席のみ、しかも有料という状態でした。指定後にはエラーが出てしまいました。ページのつくりとしては旧サイトのほうがちゃんとしてそうに見えたのですけどね。
▽旧サイトの座席コントロール画面。空いてるはずの席全部埋まっている。。
座席の指定はフライトの100日前から可能ということです。
座席指定は搭乗の48時間前にできるオンラインチェックイン時に指定したり、そもそもオンラインチェックインなどしないで空港カウンターのチェックイン時にする人がほとんどですが、上記の方法を知っていれば人一倍早く座席を選べるので有利です。今回私は全4フライトともバルクヘッドや非常口席など足元の広い席を抑えることができました(ちなみにフライトの約70日前です)。
飛行機の座席選びは、良い席悪い席が一目でわかるサイトを活用しましょう。私はSeatGuruをよく使います。神サイトです。
最後に、上記の例に限らずほかの航空会社やほかの航空券販売サイトの場合でもだいたい同じような仕組みになているので応用がききます。
どうぞ快適な旅を。ぼんぼやっじ
関連リンク:Expedia
次の旅の計画を進めている旅オタいくらです、こんばんは。
今日はこのブログでも何度か登場している「スカイスキャナーskyscanner」という航空券検索サイトについて改めてレポートしたいと思います。
リンク:スカイスキャナー
スカイスキャナーは簡単に言うと、航空券を一括で検索・比較ができるサイトです。大変便利なサイトで、多くの旅のプロはまずここで航空券探しを始めているといっても過言ではありません。いったい何がどう便利なのでしょうか。ひも解いてまいりましょう。
まずひとつ間違わないようにしたいのは、スカイスキャナーは航空券の販売を行っている訳ではない、ということ。あくまで航空券を検索するサービスを提供しているだけで販売しているのはそこに情報を提供している旅行代理店、または航空会社です。
「そんなサイト他にもいっぱいあるじゃん」
と思いがちですが、いえいえ、スカイスキャナーがすごいのは・・・
1)複数の旅行代理店のみならず、航空会社の直販価格、さらにLCCまで!すべて一括して航空券の価格を比較できる。
こんなサイトは他にありません。旅行代理店では自社で取り扱う航空券のみだし、航空会社もLCCもしかり。けっして他社の航空券情報は取り扱いません。しかしスカイスキャナーはそれをすべて一括で検索できてしまうのです。ユーザーの利便に寄り添った非常に中立的な立場で検索サービスを無償で提供しているのがすごいところ。
2)表示価格は燃油サーチャージや諸税、手数料すべて込みの価格でわかりやすい
燃油サーチャージ・諸費用は意外と高額ですが、それを込まない価格で表示して一見安くみえるようにして販売してるところが多い中、スカイスキャナーさんはそれらすべて込み込みの価格で表示してくれて良心的です。
3)そのままオンライン予約できるPEX航空券!
どこかの航空券比較サイトのように ”いったん旅行代理店に空席を確認して空きがあれば予約” という面倒なステップが必要ありません。各社の予約システムに直結しているので即予約できます。
4)日本のメジャーな旅行代理店の多くがスカイスキャナーに情報を載せている。
例えば「JTB」「HIS」「WAS」「DeNAトラベル」「Expedia」「ena(イーナ)」等。
個別にチェックしなくとも、ここで一括で比較でき最安値を見つけることができます。
5)海外の旅行代理店も参加しており日本からも購入することができる。
例えば、ヨーロッパの旅行会社「ebookers.com」、「airtickets.com」、「Airticket24」等。日本の旅行代理店より安いことがよくあります。
(ただし予約手続きは英語になります)
6)公式サイトより安いことがある!
例えば、同じ航空券でも公式サイトから買うと手配手数料(1000円〜3000円程度)がかかるのに、スカイスキャナーを通すだけで手数料が無料になったり割引になることがあります。これは3)や4)のようにたくさんの競合他社との価格競争にさらされるためと思われます。
7)現地離発着航空券も楽々手配可能
現地離発着航空券とは、例えばロサンゼルス→ニューヨーク、とかパリ→ローマみたいな、出発地も目的地も日本以外の航空券のこと。これもスカイスキャナーで検索すれば最安値を簡単に見つけることができてそのまま購入もできます。
スカイスキャナーを通して航空券を買っても、ちゃんと予約番号が発行されるので、その予約番号で公式サイトから予約の確認やWEBチェックインなどのコントロールが可能なので安心。
私が初めてスカイスキャナーを知って利用し始めたのは2011年。その時の記事は「「スカイスキャナー」が壮絶便利!」に書き記していますが、とにかくびっくりしました。それまでこんなことができるサイトはなかったからです。
それから4年が経ち、だいぶ認知度も広まってきたのではないかと思いますが、利用するのは旅慣れた個人旅行者が主流のためかまだ知らない人も多いのではないかと思います。似たようなサイト(Bravofly等)も出現していますが日本語に対応しているのはスカイスキャナーだけです。
スマフォ用アプリ(無料)もあり、便利な機能*も満載。例えば”ウォッチ機能”は登録した航空券の価格に変動があればメールで知らせてくれるという大変便利な機能。機能を利用するにはユーザー登録が必要です。ぜひDLして使いこなそう。
リンク:スカイスキャナー